--硝子の月--

湖に浮かぶのは硝子の月

虹さえも閉じ込めて光り輝く

手のひらにすくって歪めれば 幻

欠片だけ残して 煌きもそのままに



果てない闇 月明かりだけ辿る道

何もかも捨て去ろうと決意した 夜

冷たい朝陽などいらない

孤独な涙も必要ない

眠り落ちれば見えてくる夢もまた

私を切なくさせるだけ



湖に浮かぶのは硝子の月

掴めない 届かない そばにいるのに

私も連れ去って あの空へ還るなら

咲き誇る花びらが風に舞うように



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